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昭和13/1938
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作詞 川島実太郎
作曲 成田為三

都に遠き春なれど
汚れを知らぬ花の里
とく起き出でて耕せば
霞に高き揚雲雀

露振り零す夏草に
牧場の風邪の明るさよ
働く今日の喜びに
嘶く駒の脚軽し

秋の実りの数々を
収め終わりて休らえば
納屋の庇に柿熟れて
初雁渡る嶺の空

深雪降り積む冬の夜は
語り尽きせぬ囲炉裏端
僅かながらの蓄えも
楽しき窓のほだ明かり
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