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昭和13/1938
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作詞 八木沼大丈
作曲 奥山貞吉

北支の空を制したり
戦わずして陥したり
我等が無敵空軍の
空の戦士と地の勇士
心一つに羽ばたけば
四百余州はなお狭し

玉なす汗は塩と凝り
兵馬は喘ぐ泥の海
水壕水を張り切りて
糧は尽きたり弾丸もなし
目二つを光らせて
馬廠の塹を我抜きぬ

空には盆もあるものぞ
降り降り降りて降り止まず
轍を奪う泥濘に
崩るる如く馬斃る
弾丸のみ送れ戦わん
糧は畑の生の芋

見るだに迫る県崖や
南口の瞼血を噴ける
戦友を背負いて匍匐いて
銃を奪いて戦いぬ
皇軍なれば軍なれば
凱歌轟く長城に

息をも吐かずに戦いて
拒馬の河畔に夕暮れぬ
河波淀むこの時ぞ
戦は今峠なり
敵を鼠と追い詰めよ
兵団長の眉上がる

千古不落か娘子関
山割り抉り掘り割りし
忻口鎮の敵の陣
砲弾巌に砕け飛び
空しく響く山木魂
山西上げてトーチカぞ

瞼に血は滲みつつ
隊長駆ける鞘の鳴り
続く突撃突撃の
命の炎と燃ゆる時
山上山下敵の塹
精気透りて山裂けぬ

たく州保定 石家荘
彰徳太原はた禹城
戦果収めぬいざさらば
馬に黄河の水飲いて
山東省を一薙ぎに
長驅衝くべし中原を

東天茜射す所
地上の闇は退きて
北支の民に栄えあらん
我忠勇のつわものが
血潮注ぎし 幾山河
興亜の声は地に湧く
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