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昭和13/1938
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作詞 松村又一
作曲 田村しげる

ここはソ満お国境
吹雪千里に日は暮れて
今日もおいらは国の為
歩哨勤務の銃を執る

坊や寝かせてこの夜更け
編むは貴方の毛のジャケット
さぞや寒かろ国境と
一人見上ぐる空の月

零下五十度何であろ
蒙古颪が何であろ
胸に握るは愛国の
大和魂この血潮

女々しい心じゃないけれど
夢は遥かなあの空へ
飛んで私も雪の中
共に歩哨の銃を執る

皇御国のますらおも
夢に見るのは花の春
髭の氷柱を扱きつつ
偲ぶ故郷の山や河

朝に夕べに手を合わせ
どうかご無事でお手柄と
祈る私のこの願い
届け戦地のあの空へ

例え海山隔つとも
尽くす心は皆一つ
国の御為にどこまでも
そうよ そうともどこまでも
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