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昭和13/1938
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作詞 東辰三

昨日今頃この壕は
頭隠して弾丸を撃つ
敵の塹壕であったのだ
それが今ではどんなもんだ
並ぶ兵士の顔を見ろ
翳す日の丸仰ぎ見ろ
大君の御稜威はここまでも
伸びて来たのだまだ伸びる

真昼の塹壕陽は麗
弾丸の唸りにゃ恐れぬが
こいつの鼾にゃ俺ゃ参る
けれど起こすな放って置け
やがて決死の突撃にゃ
勇んで掛ける白襷
せめて夢なと今の中
逢わせておこうぜ国の母

オイコラ貴様なぜ泣くか
女房の手紙かまあ見せろ
ナニナニ御国の為ならば
天晴れ名誉の討ち死にを
なさろと後にはこの通り
貴様の倅かこの写真
軍服姿に鉄兜
畜生俺まで泣かされる

明日はこうして肩並べ
無駄な話も出来るやら
そいつは分からぬ運任せ
目指す敵陣取るまでは
どっちが先にか知らないが
もしも二人が皇国の
柱となって散ったなら
靖国神社でまた逢おう
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