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昭和13/1938
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作詞 松島慶三
作曲 原功男

今日ぞ目出度き天長の
佳節を祝う曉雲に
銀翼の陣堂々と
漢口目指す五十余機

これぞ海軍航空の
威力を誇る棚町の
小薗少佐が率いたる
海の無敵の荒鷲ぞ

濁流遠き幾百里
見よや武漢の上空に
我を待つなり八十機
いざかかれよとまっしぐら

忽ち起こる空中戦
嵐渦巻き霰飛び
雌雄を決す修羅場に
見よ撃墜す五十余機

飛び散る敵の高射砲
炎々と乱れつつ
ああ再建の空軍は
脆くもここに潰えたり

広野に春の日は射して
夢に眠るか長江の
山河を敵う銀翼の
翼に赤し日の御旗
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千古の濁流滔々と
砂丘奇岩に砕けたり
霞に煙る陝西省
栄枯秘めし大黄河

余栄の感状戴きし
過ぎし禹門の激戦に
真紅の血潮に染まりたる
恨みは深し大黄河

泰山華嶽や潼関の
険を睨みて幾年ぞ
神州男子の意気と熱
攻略近し大黄河

大慶門の朝ぼらけ
堅塁二重に囲むとも
単独決死の突撃に
夢破られし大黄河

茲普南の武士が
東天遥か伏し拝み
征け殲滅の命を待つ
敵前渡河の大黄河

遠く西安モスクワの
赤き血潮を消し止めて
興亜の偉業を果たさなん
使命は重し大黄河

四海の波風治まりて
御稜威の光仰ぐ時
水の流れも緩やかに
汀に寄する大黄河
作詞 堀内敬三
作曲 陸軍軍楽隊

皇軍万里海を越え
数万の敵の只中に
精鋭今ぞ打ち上る
揚子江岸川沙鎮

抵抗堅き敵兵が
包囲の陣も何のその
破竹の如く南下しつ
孤軍占拠す羅店鎮

左翼は長驅友軍と
連絡遂げぬされどなお
羅店の南部頑強に
敵が固守する塁一つ

白壁高く巡らして
無数の銃座構えたる
堅陣更にクリークの
前を落として阻むあり

昼夜を分かぬ砲戦に
対峙す二十有余日
クリークの底二筋の
道は伸び行く敵陣へ

準備は成りぬ一挙して
堅塁砕け今日こそは
良き日ぞ秋季皇霊祭
仰ぐ威烈の御陰に

午後二時突如砲兵の
一斉起こす猛射撃
時こそ良しと爆撃機
巨弾空より浴びせ撃つ

土嚢の橋にクリークを
驀進越ゆる戦車隊
砲火を雨と注ぎつつ
敵の背後へ押し迫る

正面よりは工兵の
決死の隊が白襷
姿凛々しく二筋の
闇を走り行く地下の道

杭道尽くる塁の前
躍りて出でし影いくつ
煙幕投げて白壁へ
飛鳥の如く突進す

大爆音は二箇所より
白壁天に吹き飛べば
吶声凄く和知部隊
弾丸の最中へ斬って入る

空陸地下に巻き起こる
爆破の嵐各隊が
突貫猛射轟爆に
挙る一致の大調和

ああ見よ敵は崩れ去り
白壁の家我に帰す
智謀と勇と協力に
立てし勲ぞ類無き
作詞 福田米三郎
作曲 堀内敬三 

国を発つ日の万歳に 
痺れる程の感激を 
込めて振ったもこの腕ぞ 
今その腕に長城を 
越えてはためく日章旗

焦りつく雲に弾丸の音 
敵殲滅の野に結ぶ 
露営の夢は短夜に 
ああ泥濘の追撃の 
汗を洗えと大黄河

地平か空か内蒙の 
砂塵に勝利の眼が痛む 
思えば遠くに来たものぞ 
朔風既に吹き巻いて 
北支の山野敵も無し

江南の空雲燃えて 
陸戦隊の陣堅く 
逆巻く浪に沿岸の 
航路を断てば敵の船 
港に島に影潜む

八機二機五機墜ちて行く 
敵へ情けの一旋回 
機首を返して更に衝く 
鉄路トーチカ幾山河 
手柄に残る弾の痕

大上海に火は消えて 
闇のクリーク星凍る 
黒い太湖の北南 
見よ戦友の肩の霜 
脆くも解けし敵の守備

首都南京は遂に陥つ 
焼けた砲銃の手を止めて 
にっこり笑えば隊長も 
莞爾と見やる城壁に 
御陵威輝く朝日影 
皇軍大捷万万歳
作詞 東辰三
作曲 東辰三

見たか銀翼この勇姿 
日本男児が精込めて 
作って育てた我が愛機 
空の護りは引受けた 
来るなら来てみろ赤蜻蛉 
ブンブン荒鷲ブンと飛ぶぞ

誰が付けたか荒鷲の 
名にも恥じないこの力 
霧も嵐も何のその 
重い爆弾抱え込み 
南京ぐらいは一跨ぎ 
ブンブン荒鷲ブンと飛ぶぞ

金波銀波の海越えて 
雲らぬ月こそ我が心 
正義の日本知ったかと 
今宵また飛ぶ荒鷲よ 
御苦労しっかり頼んだぜ 
ブンブン荒鷲ブンと飛ぶぞ

翼に日の丸乗り組みは 
大和魂の持ち主だ 
敵機はあらまし潰したが 
あるなら出てこいおかわり来い 
プロペラばかりか腕もなる 
ブンブン荒鷲ブンと飛ぶぞ
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