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昭和13/1938
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作詞 福田米三郎
作曲 堀内敬三 

国を発つ日の万歳に 
痺れる程の感激を 
込めて振ったもこの腕ぞ 
今その腕に長城を 
越えてはためく日章旗

焦りつく雲に弾丸の音 
敵殲滅の野に結ぶ 
露営の夢は短夜に 
ああ泥濘の追撃の 
汗を洗えと大黄河

地平か空か内蒙の 
砂塵に勝利の眼が痛む 
思えば遠くに来たものぞ 
朔風既に吹き巻いて 
北支の山野敵も無し

江南の空雲燃えて 
陸戦隊の陣堅く 
逆巻く浪に沿岸の 
航路を断てば敵の船 
港に島に影潜む

八機二機五機墜ちて行く 
敵へ情けの一旋回 
機首を返して更に衝く 
鉄路トーチカ幾山河 
手柄に残る弾の痕

大上海に火は消えて 
闇のクリーク星凍る 
黒い太湖の北南 
見よ戦友の肩の霜 
脆くも解けし敵の守備

首都南京は遂に陥つ 
焼けた砲銃の手を止めて 
にっこり笑えば隊長も 
莞爾と見やる城壁に 
御陵威輝く朝日影 
皇軍大捷万万歳
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