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昭和13/1938
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作詞 東辰三
作曲 東辰三

どこもしがない暮らしの世帯
あだな長屋の横町だけれど
向こう三軒御国の為に
揃って誉れの勇士を出した
これを名付けて軍国横町

予ねて戦死は覚悟の倅
ならばこうしてさっぱり垢を
落とした肌着で
死なせてやりたい
話す健気な母親さんに
皆ホロリと井戸端会議

蔦の三公の便りを読めば
敵の陣地へ一番乗りを
したときゃ日の丸纏のように
立てて木遣で鍛えた声の
万歳何度も唱えて候

悪いと知ったらあっさり詫びて
後はカラリの男と男
泣いて笑って加勢に縋る
隣の国の蒋さんとやらに
見せてあげたい長屋の喧嘩
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作詞 和気徹
作曲 古賀政男

御覧兵隊さんはお髭が自慢
戦地なりゃこそ伸び次第
伸びる筈だよ南支と北支に
立てた日の丸自慢じゃないか

貴様ちょび髭俺等は泥鰌
あいつぁ天神髭戦勝髭
交わす髭面塹壕の中じゃ
手柄話につい陽もとろむ

今日も届いた便りを見れば
付けたその名が髭部隊
写真囲めば坊やが叫ぶ
家の父ちゃん髭武者大将

天下御免の髭面撫でて
勇む銃剣徹兜
髭の兵隊さん手柄を立てて
見せておくれよ凱旋髭を
出ました今朝の新聞に
愛し貴方の晴れ姿
思い掛けない対面に
私ゃ泣けます嬉し泣き

昨晩貴方が夢に出て
妻よ喜べ今日もまた
やって来たぞと微笑んだ
夢は正夢この知らせ

偉いなアタイの父ちゃんは
敵軍見事に攻め抜けて
日の丸高く降りながら
お髭の大将と並んでる

お髭も伸びてはおりますが
貴方の笑顔の朗らかさ
坊やも父ちゃん万歳と
両手を叩いて嬉しがる

アタイも大人になったなら
父ちゃんに負けない軍人に
なってみせると鉄兜
坊やは元気で遊ぶのね

今日も皆で前線の
噂話に花が咲く
お体大事に明日もまた
天晴れ手柄を頼みます
作詞 南條歌美
作曲 鈴木哲夫

月の塹壕に歩哨に立てば
離れて遠き故郷を
偲べと言いて啼いてゆく
遠い夜空の渡り鳥

どこで果てよと御国の為よ
未練じゃないがあの声に
門出の朝の母の顔
思い出されてついほろり

昨日届いた便りに秘めた
桜の花の押し花は
武人の最期斯くあれと
諭し給える御心か

明日の激戦総攻撃にゃ
誉れの花と散る覚悟
故郷遠く告げてくれ
月の夜更けの渡り鳥
作詞 土井晩翠
作曲 深海善次

魔の手背後に働きて 
侮日抗日高まれば 
遂に干戈をここに見る 
ああ無残なり盧溝橋

東亜百年大計の 
為に止むなく起ち上る 
我が師一度怒る時 
金城鉄壁跡も無し

ああ可憐なる隣邦の 
犠牲よ我に涙あり 
いつか両国相睦み 
同文再び結ぶ時

降魔の利剣振り翳し
亜細亜連邦十億の 
先駆となりて諸共に 
世界を嗤う者討たん
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