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昭和13/1938
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作詞 今井広史
作曲 山田耕筰

ああ緑濃き橿原に
太しく建てる宮柱
遠き御民が畏みし
今その上を仰ぎつつ
久遠の栄えを讃えなん
我等建国奉仕隊

気は澄み渡る朝ぼらけ
聞けよ聖地にどよもぢて
打ち振る鍬の高鳴りを
いざ拓け行くこの地に
皇国の力培わん
我等建国奉仕隊

青空高く陽に映えて
旗はひらめく八咫烏
玉なす汗を滾らせて
おお湧き上がる感激に
輝く明日を打ち建てん
我等建国奉仕隊
我等建国奉仕隊
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作詞 向坂登
作曲 佐武敬造

戦線の夜は明け行きて
霧立ち込める黄浦江
重大任務を身に負える
飯田部隊の精鋭は
決死の意気も物凄く
小船に乗りて時を待つ

「覚悟は良いか我々の
陛下の御為身命を
捧ぐる時は今なるぞ」
敵前上陸第一歩
隊長諄々諭す声
朝の闇にどよもせり

突撃死闘十九時間
第一第二第三と
難攻不落のトーチカも
遂に爆破占拠して
万歳声里に空高く
仰ぐ我等の日章旗

戦火は一時静まりて
皆まろび寝の草枕
折しも起こるベルの音
「敵逆襲」を報ずれば
将兵すわと跳ね起きぬ
九月九日午前二時

隊長剣を抜き放ち
敵の真中に斬り込めば
「それ隊長を殺すな」と
続く決死の銃剣群
当るを幸い突き伏せる
日本男子の意気猛し

難中至難のトーチカ陣
撃滅これを果たし遂げ
我が皇軍の第一線
安きに起きて斃れたる
嗚呼忠!飯田部隊長
作詞 星川良夏
作曲 飯田信夫

我等は若き義勇軍
祖国の為ぞ鍬執りて
万里果て無き野に立たん
今開拓の意気高し
今開拓の意気高し

我等は若き義勇軍
祖先の衣鉢受け継ぎて
勇躍夙に先駆けん
打ち振る腕に響きあり
打ち振る腕に響きあり

我等は若き義勇軍
秋こそ来たれ満蒙に
第二の祖国打ち建てん
輝く緑 空を打つ
輝く緑 空を打つ

我等は若き義勇軍
力ぞ愛ぞ王道の
旗翻し行く所
見よ共栄の光あり
見よ共栄の光あり
作詞 佐野満
作曲 細田義勝

雪の戦線夜は更けて
月も片割れ二十日頃
色は冷たし風痛く
寒さ凌ぐに寒さ凌ぐに
火の気無し

固く手を取り諸共に
死のうと誓いし戦友の
数も少なく残りたる
顔を見渡す顔を見渡す
鉄兜

明日の命は分からねど
国に捧げしこの体
何で思いが残ろうぞ
生きているのが生きているのが
拾い物

手柄重ねて生き延びりゃ
欲は煙草の事ばかり
探し求めた一本の
点けるマッチも点けるマッチも
湿りがち

腹に染み込む一服を
後生大事に吐き出して
次に渡せばニッコリと
同じ思いで同じ思いで
吐く煙

思い返せば幾度か 
死地を逃れて敵を攻め
煙草分け合う旅毎に
今は帰らぬ今は帰らぬ
戦友恋し
作詞 南條歌美
作曲 山下五朗

落ち行く夕陽 背に浴びて
眺むる敵のあの砦
明日は陥して見せるぞと
胸を叩けば血が躍る

覚悟を決めて仰ぎ見る
夕焼け雲の美しさ
勝ってみせると眉を上げ
抜けば玉散る日本刀

王師百万驕虜を征す
野戦攻城屍山を作す

総攻撃を明日にして
悠々吟ず詩の声
聞けば空行く鳥さえも
心なしかよ鳴いて行く

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